善通寺市議会 > 2020-12-07 >
12月07日-01号

  • "鳥獣被害対策"(/)
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  1. 善通寺市議会 2020-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 善通寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 2年12月定例会        ┌─────────────────────┐        │      令和2年12月定例会      │        │  善 通 寺 市 議 会 会 議 録  |        |       12月7日 (月)      |        └─────────────────────┘善通寺市告示第180号 令和2年12月善通寺市議会定例会を次のとおり招集する。  令和2年11月30日                          善通寺市長  平 岡 政 典1. 日  時 令和2年12月7日(月)午前9時2. 場  所 善通寺市議会議事堂   ──────────────────────────────────                午前 9時0分 開会〇出席議員 16名 1 番      氏 家 寿 士   │   10 番      大 西 智 晴 2 番      山 根 千 佳   │   11 番      長谷川 義 仁 3 番      牧 田 嘉 己   |   12 番      寿賀崎   久 5 番      真 鍋 範 子   │   13 番      内 田   等 6 番      安 井 一 博   │   15 番      大 平 達 城 7 番      竹 森 千 津   |   16 番      林 野 忠 弘 8 番      川 向   武   │   17 番      内 田 信 吾 9 番      金 崎 大 和   │   18 番      上 田 博 之   ──────────────────────────────────〇欠席議員 なし   ──────────────────────────────────〇説明のため会議に出席した者 市長         平 岡 政 典 │ 都市整備部長     加 藤 光 宏 副市長        杉 峯 文 昭 │ 消防長        杉 本 豊 和 教育長        森   正 司 │ 教育部長       尾 松 幸 夫 総務部長       近 藤 浩 行 │ 総務部秘書課長    二 宮 公 紀 市民生活部長     宮 川 庄 造 │ 総務部政策課長    尾 崎   篤 保健福祉部長     大 川 浩 司 │ 総務部総務課長    山 西 留 美 産業振興部長     芝   秀 和 │   ──────────────────────────────────〇議会事務局出席者 事務局長       中 山   淳 │ 書記         山 本 真 一 次長         香 川 勝 応 │   ──────────────────────────────────〇議事日程(第1号) 日程第1 会期の決定について 日程第2 会議録署名議員指名について 日程第3 諸般の報告 日程第4 市政報告 日程第5 認定第1号 令和元年度善通寺一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 令和元年度善通寺特別会計国民健康保険歳入歳出決算の認定について      認定第3号 令和元年度善通寺特別会計下水道歳入歳出決算の認定について      認定第4号 令和元年度善通寺特別会計農業集落排水歳入歳出決算の認定について      認定第5号 令和元年度善通寺特別会計介護保険歳入歳出決算の認定について      認定第6号 令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス歳入歳出決算の認定について      認定第7号 令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療歳入歳出決算の認定について      認定第8号 令和元年度善通寺特別会計太陽光発電歳入歳出決算の認定について 日程第6 議案第1号 令和2年度善通寺一般会計補正予算(第9号)      議案第2号 令和2年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第3号)      議案第3号 善通寺市学校給食費に関する条例の制定について      議案第4号 善通寺市働く婦人の家条例及び善通寺市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について      議案第5号 善通寺市総合会館条例の全部改正について      議案第6号 善通寺市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第7号 善通寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第8号 善通寺市介護保険条例の一部改正について      議案第9号 善通寺市後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について   ──────────────────────────────────〇本日の会議に付した事件 日程第1会期の決定についてから日程第6議案第9号善通寺後期高齢者医療に関する条例等の一部改正についてまで   ────────────────────────────────── ○議長(氏家寿士君) おはようございます。   定足数に達しましたので、これより令和2年12月定例会を開会いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。   直ちに本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会期の決定について ○議長(氏家寿士君) 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。   今期定例会の会期は、本日から12月17日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日より12月17日までの11日間と決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員指名について ○議長(氏家寿士君) 日程第2、会議録署名議員を指名いたします。   署名議員には、竹森千津君、金崎大和君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(氏家寿士君) 日程第3、諸般の報告を申し上げます。   去る9月定例会以降における全国市議会議長会等の会議の概要についてご報告申し上げます。   まず、9月30日に高松市において開催予定であった第153回香川県市議会議長会総会は、新型コロナウイルス感染症拡大状況を踏まえ中止となりましたが、同月に書面決議を行い、各市から提出された国、県に対する要望事項、今後の新型コロナウイルス感染症対策の実施について外7件の審議のほか、四国市議会議長会理事会への提出議案の決定を会長に一任する件及び次回総会の開催地を東かがわとする件について審議を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり承認されました。   次に、10月14日、全国市議会議長会基地協議会正副会長、監事、相談役会が東京都で開催され、事務報告の後、令和元年度本協議会会計決算について、基地対策関係施策充実強化に関する要望(案)について、令和3年度本協議会負担金算出基準(案)について、第98回理事会及び基地関係国会議員との情報連絡会の運営についてなどを協議し、いずれも原案のとおり決定いたしました。   次に、10月26日、高松市において開催予定であった第71回四国市議会議長会理事会新型コロナウイルス感染症拡大状況を踏まえ中止となりましたが、同月に書面決議を行い、四国各県の市議会議長会から提出された国への要望事項、強風、暴風単独の防災対応について外11件の審議のほか、全国市議会議長会評議員会への提出議案の決定を会長に一任する件、令和3年度全国市議会議長会各市負担金についてなどの協議事項2件及び次回総会の開催地を松山市とする件について審議を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり承認されました。   次に、10月30日に東京都において開催予定であった全国広域連携市議会協議会第73回理事会は、新型コロナウイルス感染症拡大状況を踏まえ中止となりましたが、同月に書面決議を行い、令和元年度本協議会歳入歳出決算について、広域連携施策に関する要望(案)について、要望活動の方法についてなどを審議し、いずれも全会一致で原案のとおり承認されました。   次に、11月5日、全国市議会議長会第221回理事会・第109回評議員会合同会議が東京都で開催され、熊田総務副大臣、吉川内閣府副政務官、石田衆議院総務委員長竹谷参議院総務委員長の来賓挨拶の後、役員補欠選任に引き続き、各委員会からの事務報告及び委員長報告があり、続いて各部会提出議案18件などを審議し、いずれも原案のとおり決定されました。その後、令和元年度本会各会計決算について、令和3年度本会一般会計予算の見通しについて、国と地方の協議の場等に関する特別委員会設置要綱の一部改正(案)についてを協議し、いずれも原案のとおり決定いたしました。   次に、同日、令和2年11月香川県広域水道企業団議会定例会が開催され、令和2年度水道事業会計補正予算議案など企業長提出議案5件の審議を行い、採決の結果、いずれも原案のとおり可決いたしました。   次に、11月10日、全国市議会議長会基地協議会第98回理事会が東京都で開催され、協議に先立ち、総務省自治税務局固定資産税課の山口最丈課長から、基地交付金調整交付金、令和3年度予算概算要求等について、また防衛省地方協力局地方協力企画課品川高浩課長から、令和3年度概算要求、基地周辺対策経費についてそれぞれ説明がありました。続いて、事務報告の後、令和元年度本協議会会計決算について、基地対策関係施策充実強化に関する要望(案)について、令和3年度本協議会負担金算出基準(案)についてなどを協議し、いずれも原案のとおり決定いたしました。理事会に引き続き基地関係国会議員との情報連絡会を開催し、藤本基地協議会会長基地対策関係施策充実強化に関する要望陳述を交えた挨拶の後、衆議院安全保障委員長若宮健嗣衆議院議員外6名の出席国会議員の紹介、挨拶を受けた後、要望事項についての意見交換を行いました。   次に、11月20日、中讃広域行政事務組合議会11月定例会が開催され、管理者の事業報告の後、令和2年度一般会計補正予算(第4号)など議案2件の審議を行い、採決の結果、いずれも原案のとおり可決いたしました。   次に、11月30日、令和2年第3回香川県後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催され、諸般の報告に続き、香川県後期高齢者医療広域連合職員の給与に関する条例の一部改正についてなど議案3件の審議を行い、採決の結果、いずれも原案のとおり可決、認定いたしました。   以上、全国市議会議長会等に関する諸行事の概要を申し上げましたが、関係資料は議員応接室の所定の場所に用意いたしておりますので、ご一読賜りたいと存じます。   以上で諸般の報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 市政報告 ○議長(氏家寿士君) 日程第4、市政報告を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) おはようございます。   本日、12月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご多用の中、万障お繰り合わせてご参集をいただき、厚くお礼を申し上げます。   それでは、これより9月定例会以降の市政の概要につきましてご報告を申し上げます。   初めに、新型コロナウイルス感染症に対する本市の対応について申し上げます。   まず、大学生等の支援につきましては、12月1日現在の申請者数及び支給金額は奨学生応援金が222人、1,110万円、学生支援緊急応援金が52人、520万円、ひとり親家庭学生応援金が79人、790万円となっております。これらの申請につきましては、12月25日まで受け付けることといたしております。続いて、子育て世帯臨時特別給付金につきましては、10月に申請を終了し2,375世帯に4,145万円を給付いたしました。次に、中小企業を対象とした保証付融資制度の利用者に対する認定状況につきましては11月30日現在386件となっております。また、市独自支援としての中小企業等経営支援臨時給付金は9月30日、融資利用者応援金は11月30日に受付を終了し、それぞれ80件と358件の申請がありました。現在第3波とも言われております国内における感染拡大状況は、市内におきましても感染者が確認されるなど危機的な状況となっております。今後、年末年始を迎えることから、新しい生活様式の徹底など感染予防を広く呼びかけ、感染拡大防止対策に取り組んでまいります。   次に、人事行政について申し上げます。   今年度の職員採用試験につきましては、去る11月24日に第3次試験を実施をし、一般行政職6名、UIターン枠1名、土木職1名、消防職2名、幼稚園教諭・保育士2名の合格者を決定いたしました。   次に、人権行政について申し上げます。   去る11月9日に、本市も構成団体となっております瀬戸内中讃定住自立圏女性活躍推進協議会によりまして、コロナ危機は働き方を見直すチャンスと題した講演会を開催いたしましたところ、多数の中讃地域の企業の担当者にご参加いただきました。また、人権課の広報紙であります、ちゅーりっぷニュースレターを広報「ぜんつうじ」12月号に折り込み、部落差別の解消をはじめ様々な人権問題の啓発を行いました。今後とも、男女共同参画人権尊重社会の実現を目指し、事業を企画、実施してまいります。   次に、地域福祉行政について申し上げます。   去る11月14日、市民会館ホールにおいて善通寺市戦没者追悼式を執り行いました。今年度は、感染対策として参列者を50名以内に限定するなど式典の規模を縮小し、日中戦争以降の戦争で犠牲となられた1,188名のご冥福をお祈りするとともに、恒久平和への誓いを新たにいたしました。   次に、児童福祉行政につきましては、児童虐待防止強化事業として11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、公用車約70台に虐待予防のステッカーを貼り、児童虐待防止と早期発見についての啓発を行いました。   次に、老人福祉行政について申し上げます。   例年9月に実施しております高齢者訪問につきましては、今年度は感染予防のため訪問を見合わせ、今年度100歳に達する方と男女最高齢者の合わせて17名の方に記念品をお贈りし長寿をお祝いいたしました。また、長寿を祝う行事につきましても、今年度はイベントは実施せず、各地区実行委員会において見守りと併せてお祝いの品を5,230名の方にお届けをいたしました。   次に、高齢者等見守り・SOSネットワーク「見守ってねっと」事業につきましては、去る10月14日に訓練と研修会を開催いたしました。訓練では250名の見守りサポーター不明者情報の一斉配信を行い、認知症の高齢者が行方不明になった場合に早期に発見し、適切な保護や支援を図るための体制づくりの確認を行いました。また認知症の正しい理解を深めるため、もっと認知症を知る研修会を開催し、受講者53名には認知症サポーターのあかしであるオレンジリングをお渡しいたしました。今後とも高齢者が安心して暮らせる支援体制を推進してまいります。   次に、農林行政について申し上げます。   まず、昨年10月から着手しておりました防災重点ため池浸水想定区域図作成業務につきましては、11月に業務を完了し、今後は善通寺市総合ハザードマップに反映し、防災・減災に努めてまいります。   次に、土地改良事業につきましては、11月中旬に団体営維持管理適切化事業であります木徳町の宮池のしゅんせつ工事に着手いたしました。なお、工事完了は来年2月末を予定しております。   また、単独県費補助土地改良事業であります吉原町の三本木地区用水路工事につきましても、11月中旬の着手以降、来年1月末の完了に向け順調に進捗しております。今後におきましても、国、県及び土地改良区のご協力の下、土地改良施設の維持、整備に努めてまいります。   次に、観光行政について申し上げます。   今年度で2回目となります善通寺市黒板アートコンテスト2020につきましては、去る10月3日に開催し、善通寺第一高校をはじめ計7チームの参加をいただきました。今回は、善通寺市の風景をテーマに数々のすばらしい作品を制作していただきました。今後とも善通寺市の新たな観光資源として黒板アートを積極的に活用してまいります。   次に、消防行政について申し上げます。   まず、今年度の新規採用職員2名につきましては、去る9月30日に県消防学校における半年間の初任研修を終了し、第一線の任務についております。   次に、西部幼稚園運動場に設置予定の耐震性貯水槽につきましては、去る10月9日に工事請負契約を締結をいたしました。なお、設置完了は来年2月下旬を予定しております。   また、水槽付消防ポンプ自動車購入事業につきましては、今月4日に納車されており、21日より運用を開始いたします。   次に、教育行政について申し上げます。   まず、令和3年度に市立幼稚園へ入園、在籍を希望する園児数につきましては、12月1日現在、3歳児年少組114名、4歳児年中組169名、5歳児年長組208名、合計491名となっております。また、本年度は感染症拡大の影響により例年の行事が思うように実施できておりませんが、幼稚園では本市独自の事業として茶道体験教室幼稚園パワーアップ事業など園児の健やかな成長に資するため取組を行っております。また、幼稚園から小学校へのスムーズな接続を図るスタートカリキュラムにつきましては、教職員研修を行うなど幼・小連携を進めております。   次に、小・中学校におきましては、令和3年度には小学校で1,585名、中学校では743名が在籍する予定となっております。その中で特別に支援を必要とする児童・生徒につきましては、去る10月27日の教育支援委員会におきまして、その子ども達の学びの場として、特別支援学級が適当であると判断させていただきました。来年度は、小学生49名、中学生26名がその障がいに応じた特別支援学級で学習する予定となっております。   次に、小学校では、今年度からプログラミング教育が必修となり、今回初めての取組として市在住の小学生を対象とした市キッズプログラミングコンテストを開催いたしました。動く絵日記部門と自由部門の2部門に合わせて214件のエントリーがあり、独創性に富んだ作品が多く集まりました。この中から、優秀な作品については去る11月9日に表彰式を行ったところでございます。今後とも子ども達プログラミングに興味を持つきっかけづくりとしてコンテストを開催いたします。   次に、中学校におきましては、毎年歴史友好都市である和歌山県高野町と中学生がお互いに行き来をし、交流授業を行っておりますが、本年度は感染症の影響により中止となりましたが、去る11月16日に、東西両中学校の生徒と高野山中学校の生徒がオンラインでの交流を行いました。本市の中学生はタブレットパソコンを活用して総本山善通寺や名物などの紹介を中継で行う一方、高野山中学校の生徒はまちづくりプランの発表を行うなど、画面を通して交流を深めることができました。また、今年度は修学旅行を中止といたしましたので、中学校3年生は各校で生徒たちが工夫を凝らし思い出に残る学習発表会スポーツフェスティバルを、また小学校6年生は県内で日帰りの思い出に残る修学旅行をそれぞれ順次実施をいたします。子ども達は感染症に負けることなく、学校における新しい生活様式を取り入れ、勉学やスポーツに頑張っております。   次に、生涯学習及び文化振興につきましては、善通寺市美術館におきまして10月10日から9日間、第21回大西忠夫展を開催いたしました。今年はコロナ禍で奮闘されております医療従事者への感謝を表す色である青が印象的な作品を公開し、多くの方々に鑑賞いただきました。なお、第37回善通寺市民文化祭におきましては、感染症の影響により多くの行事が中止となり、第38回善通寺市民体育大会につきましても開催中止となりました。   次に、図書館サービスについて申し上げます。   秋の読書週間に合わせて、本から聞こえる音展と題し、今なお魅了する作曲家の作品を紹介いたしました。また、昭和62年より毎年本を寄贈いただいております高松市の株式会社たま代表取締役社長中尾元紀様より、今年も去る11月16日に198冊50万円相当の児童図書を寄贈していただきました。改めて厚くお礼を申し上げます。なお、図書館における感染防止対策として11月より図書消毒機を導入し、市民の皆さんが安心して利用できるように努めております。   以上をもちまして市政の報告を終わりますが、本定例会には令和2年度善通寺一般会計補正予算(第9号)など都合9件の議案を提出いたしておりますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 認定第1号から認定第8号 ○議長(氏家寿士君) 日程第5、令和2年9月定例会において継続審査といたしておりました認定第1号令和元年度善通寺一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和元年度善通寺特別会計下水道歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療歳入歳出決算の認定について、認定第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電歳入歳出決算の認定について、以上の8議案を一括議題といたします。   本案につきましては、決算審査特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   令和元年度決算審査特別委員会委員長内田等君。             〔13番(内田 等君)登壇〕 ◆13番(内田等君) おはようございます。   令和元年度決算審査特別委員会における審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。   初めに、認定第1号令和元年度善通寺一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、歳入についてご報告申し上げます。   まず、市税のうち、不納欠損の状況について質疑があり、法人登記のみで実態のないものや差し押さえる資産がないもの、個人では生活保護を受けるようになったものなどとなっているとの答弁がありました。   次に、法人の破綻などにより滞納となるケースがあると思うが、法人の情報は適切に把握しているのかとの質疑に、専門の担当があらゆる方法で情報を収集し滞納にならないように努めているとの答弁がありました。   続いて、軽自動車税のうち、不納欠損となっている理由について質疑があり、廃車の手続をしないで車検切れのまま放置され、車の所在も分からず、課税上にだけ残っているようになっているものを処理したものであるとの答弁がありました。   また、固定資産税国有資産等所在市町村交付金が減少している理由について質疑があり、国有資産等所在市町村交付金は、国や県が所有する公務員住宅等の施設が対象で自衛隊などが本来業務として使用する無料宿泊等が非課税になったことによるものであるとの答弁がありました。これを受けて、独立行政法人四国こどもとおとなの医療センターはどうなっているのかとの質疑に、医療センターが本来業務として医療業務に係る部分は非課税だが、宿舎などは課税対象としているとの答弁がありました。   次に、住宅使用料の滞納状況について質疑があり、徴収については債権管理条例に基づき回収している。特に現年度が滞納とならないようにすることで新たな滞納を発生させないようにしているとの答弁がありました。   続いて、吉原町の川重団地跡地の貸付状況について質疑があり、公共事業を実施する際の資材置場等として貸付けており、利用料については市が定める計算方法に準じ、1日当たりで計算しているとの答弁がありました。また、不動産売払収入の具体的な内訳はどうなっているのかとの質疑に対し、主に用途廃止に伴う財産の売払いによるものである。なお、昨年は仙遊町の土地377平方メートルを総本山善通寺に約950万円、坪当たり約8万円で売却しており、その影響が大きく反映されているものであるとの答弁がありました。さらに、用途廃止した法定外公共物である土地の売却の際、不動産鑑定を取っているのかとの質疑に、鑑定料が高くつく場合があり、路線価を参考に国が示している計算方法に基づき算出しているとの答弁がありました。   次に、諸収入のうち、総務費雑入の収入未済額は駐車場互助会の未納分かとの質疑に、そのとおりであり、令和2年度において全額納入されているとの答弁がありました。また、民生費雑入の収入未済額は、藤田医院の不正請求分が含まれているが、この1年間の状況について質疑があり、収入未済額1億1,600万円余りが藤田医院の未納分であり、破産手続の時効が令和4年まで延長され、催促状を送付したが未だに納入されていないとの答弁がありました。   最後に、市債残高が106億円余りあるが、この状況をどのように考えているのかとの質疑に、市債残高のうち学校給食センターの建設に関わるものがあり、琴平町、多度津町が負担すべきものを除いた本市の市債残高はおおむね100億円である。このうち、47億円は臨時財政対策債であり、本来国から交付される地方交付税の不足額を補うもので、償還に要する費用は後年度の地方交付税で措置されるものである。これらの理由により、将来負担比率など財政状況の報告にあるように健全な状態と考えているとの答弁がありました。   次に、歳出についてご報告申し上げます。   第1款議会費については、特段質疑はありませんでした。   第2款総務費では、新地方公会計推進事業で作成した財務書類の活用について質疑があり、公会計の財務書類は全国統一した基準で作成されるもので、例えば、行政コスト計算書であれば説明責任の確保と透明性の向上の観点から市民負担に帰すべきコストを集約表示することで、他市との比較が容易になり経営効率化できるものと考えているとの答弁がありました。   次に、広報紙発行事業の配布委託料が増額した理由について質疑があり、配布する会社が四国新聞販売からNTTタウンページに変更になったことにより約120万円増えているとの答弁がありました。   続いて、基金積立金のうち、ずっと元気なふるさと善通寺応援基金積立金が減った理由について質疑があり、ふるさと納税の返礼品の要件が厳しくなったことにより寄附額が減少したことによるとの答弁がありました。   また、社会福祉協議会に委託している総合会館管理費の中に周辺の樹木等の剪定作業費は含まれているのかとの質疑があり、剪定作業費は含まれていないとの答弁がありました。   次に、庁舎施設等整備事業では、喫煙スペース設置工事について質疑があり、平成30年7月25日に健康増進法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、望まない受動喫煙を防止するための対策が強化され、行政機関などは令和元年7月1日から特定屋外喫煙場所を除き市庁舎は終日敷地内禁煙となった。そのため、屋内と遮断された旧食堂の外に特定屋外喫煙場所として喫煙スペースを設けたものであるとの答弁がありました。   続いて、公共施設等管理事業における旧善通寺偕行社のシロアリ被害について質疑があり、この事業は公共施設の存続、縮減、統廃合など施設配置の適正化に資するため善通寺市公共施設マネジメント実施計画の策定に必要な範囲で個々の施設の状態を調査したものだが、シロアリ調査は仕様対象外であったとの答弁がありました。   また、移住・定住促進事業の具体的な活動について質疑があり、東京では7月7日、大阪では11月11日に移住相談会を開催し、会場に市のブースを設け、善通寺市をPRし興味を持たれた方に個別に相談をしたもので、東京が21組26人、大阪が8組10人の相談があったとの答弁がありました。   続いて、結婚新生活支援事業の実績について質疑があり、PR用のパンフレットを作成し宅建協会にお願いしたが、結果として少なかった。ただ、さきの報道にあったように世帯取得340万円という要件が低過ぎるのではないかということで、国において要件緩和について検討がなされているところであるとの答弁がありました。   次に、防犯設備設置事業の防犯カメラの設置状況と維持管理について質疑があり、当初要望があった通学路等の防犯カメラ86基は設置が完了したが、自治会等からの要望があることから、今後は年間5基程度を設置したい。また、維持管理については記録媒体であるSDカードの書き込み可能回数が約1万2,000回となっており、おおむね3年間で1万2,000回となることから3年ごとに交換することにしているとの答弁がありました。   また、契約管理費では随意契約とした理由について質疑があり、この契約は学校給食センター横の道路工事であり、学校給食センター建設工事と同時に行うことで一定の安全性の確保や割安に施工できるために随意契約としたとの答弁がありました。   次に、防災行政無線戸別受信機整備事業では受信機の機能について質疑があり、市からの情報を音声と文字でお知らせするもので、双方向には通信はできないとの答弁がありました。また、設置対象者についての質疑があり、この受信機は土砂災害警戒区域内の避難行動要支援者のみの世帯が対象であるとの答弁がありました。   続いて、老朽危険空き家除却支援事業について、国、県の補助を増やす動きはないのか、事業は申請主義なのかとの質疑があり、国、県の補助を増やす動きはなく、申請主義によるものであるとの答弁がありました。これに対し、事業実績について質疑があり、相談件数は約20件あり、要件を満たした5件が申請されたものであるとの答弁がありました。   また、市たばこ販売組合補助金が不執行になっている理由について質疑があり、当該組合から申請がなかったことから不執行となったものであるとの答弁がありました。   さらに、賦課徴収費におけるeLTAXシステムについて質疑があり、eLTAXはインターネットを利用して納税者の方が法人市民税、償却資産の申告、市民税の特別徴収などを全国の自治体に対して一括して行うことができるものであるとの答弁がありました。   最後に、全国家計構造調査の報奨金について質疑があり、総務省が5年に1度行うもので、本市は抽出された23世帯が対象となり、簡易調査1世帯500円の商品券を渡し、本調査では1世帯6,000円を口座振替で支払っているとの答弁がありました。   次に、第3款民生費では、プレミアム付商品券事業の執行状況について質疑があり、この事業の対象者はいわゆる低所得者と子育て世帯であるが、低所得者については過去の低所得者向けの臨時福祉給付金の支給実績から支給率90%を見込んでいたが、実際に申請されたのは43.32%であったとの答弁がありました。   続いて、生きがい対応型デイサービス事業の委託料のうち、施設による金額の違いについて質疑があり、この事業は介護認定を持たない65歳以上の市民が利用できるものだか、白百合デイサービスセンターといきいきサロン明日香は、介護保険のデイサービスも提供する施設であることから、委託料の算出方法に違いがあるとの答弁がありました。   さらに、地域見守り体制整備事業の現状について質疑があり、見守ってねっとの登録は6月末で236件となっており、元年度は2件配信し、2件とも解決した。なお、緊急通報装置利用台数の83台は設置総数であるとの答弁がありました。   次に、高齢者に対する避難行動要支援個別計画について質疑があり、この計画は、要介護認定3から5を持っているか重い認知症の症状がある方で、93名の方の計画が策定できたとの答弁がありました。これを受けて、防災との関係で名簿に関する情報の提供について質疑があり、現在避難行動要支援者名簿を作成しており、本人等の同意が得られれば民生委員や消防、防災の関係者に提供することができる。また、災害時は同意がなくても提供できることになっているとの答弁がありました。   続いて、敬老行事費の収支の確認方法について質疑があり、この事業は各地区の実行委員会が実施しており、交付金額は6月に作成した名簿に基づき支出している。事業実施後、人数の変更や不明者などについては精算を行っているとの答弁がありました。さらに、老人クラブ活動事業の収支の確認方法について質疑があり、各地区から提出された収支報告書に基づき確認しているとの答弁がありました。   また、同和施策推進事業委託料の算出根拠について質疑があり、委託先の規模の違いや教育・就労支援など委託内容の違いによるものであるとの答弁がありました。   次に、善通寺隣保館運営費のうち、報酬の内訳について質疑があり、小・中学生の援助学習講習、パソコン教室、手芸教室の講師謝礼であるとの答弁がありました。これを受け、開催状況について質疑があり、小学生の学習が週5回、中学生が週2回、パソコン教室が週1回、手芸教室が週1回であるとの答弁がありました。   また、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金について質疑があり、この給付金は児童扶養手当の受給者のうち未婚のひとり親が対象のため、要件に該当するかを確認し、給付したとの答弁がありました。   続いて、私立保育所援助費の延長保育事業費補助金について質疑があり、国の基準に基づき算出しており、吉原保育所の補助金額が少ないのは吉原保育所の延長保育時間を30分としていることから30万円となっているとの答弁がありました。   さらに、紙おむつ回収費補助金の金額の算出について質疑があり、週のうち2日は各保育所が業者に委託し処理しており、残り4日のうち2日は各保育所がシルバー人材センターに委託して回収している。その回収量により算出した金額全額を市が補助しているとの答弁がありました。   最後に、生活保護費の扶助費において、一般財源による負担がない理由について質疑があり、生活保護受給者の大幅な減少により、既に受入れが決定している国・県支出金等の額の範囲内で扶助費の支給が完了したため、一般財源での支出が発生しなかった。なお、市の負担割合分は次年度において生活保護管理費から国庫返還金として精算することになっているとの答弁がありました。   次に、第4款衛生費では、母子保健事業の委託内容について質疑があり、市医師会と委託契約し、市内の病院で4か月児健診や1歳半健診を実施している。また、産婦健診についても委託しているとの答弁がありました。   続いて、未熟児養育事業の徴収基準額について質疑があり、未熟児養育医療費総額から保険者負担分や高額療養費分を差し引いたもののうち、所得状況に応じて支払うべき自己負担であるとの答弁がありました。   さらに、ゆりかご支援事業の実施状況について質疑があり、昨年度に比べ申請件数が減となったため、事業費総額は減少した。この事業は県の特定不妊治療助成の上限額を超えた部分について市で助成するものである。県の要綱に年齢要件はあるが、現在男性の不妊治療などの要件が緩和され、必要な市民に今後も周知していきたいとの答弁がありました。   また、保健事業費におけるがん精密検査の対象者への勧奨方法について質疑があり、がん検診の結果、精密検査が必要となった対象者のうち、未受診者に対して文書や訪問により勧奨しているとの答弁がありました。   次に、墓地運営管理費について、墓地進入路整備事業に補助金が支出されているが、監査は行っているのか、また永代供養料の徴収について市は関知しないのかとの質疑に、監査は実施報告に基づき領収書、内訳書、写真等により行っている。永代供養料の徴収については関知していないが、隔年で墓地代表者の研修会を開催しており、適正な管理運営に努めるよう指導しているとの答弁がありました。   また、新エネルギー導入促進事業の補助金が減額した理由について質疑があり、太陽光発電の買取り金額が当初42円であったが、令和元年度は26円と減少したことによるものと考えているとの答弁がありました。   最後に、ごみ運搬車等購入事業のパッカー車の購入方法について質疑があり、5社による指名競争入札で3社の応札があり決定したとの答弁がありました。   第5款労働費については、特段質疑はありませんでした。   第6款農林水産業費では、山林組合負担金を支払っている理由について質疑があり、まんのう町にある山林に本市の持分があることによるものであるとの答弁がありました。さらに、山林組合負担金は、森林環境譲与税が充てられているのかとの質疑に、そのとおりであるとの答弁がありました。   次に、有害鳥獣被害対策事業の被害状況について質疑があり、実績は全てイノシシによる被害であり、カラスによる被害報告はないとの答弁がありました。   続いて、ため池浸水想定区域図作成業務にその2があるのはなぜかとの質疑に、当初2か年で作成する予定であったが、緊急性を要することから1年で作成することになったものであるとの答弁がありました。これを受けて、委託業者はその1とその2は同じかとの質疑に、結果として同じ業者であるが入札は分けて実施しているとの答弁がありました。   次に、第7款商工費では、民間住宅リフォーム支援事業において、交付した商品券の使用実績について質疑があり、多くが飲食店を含む小売店で使われているとの答弁がありました。   続いて、空き店舗等活用事業の家賃補助をしている対象範囲について質疑があり、対象範囲を市街地を含む市内全体に広げたところだが、現在拡大した範囲での家賃補助の事例はないとの答弁がありました。   次に、第8款土木費では、橋梁長寿命化改修事業で52橋点検を行っているが、これまで1,500万円強を支払っており、1橋当たり30万円もいるのかとの質疑に、1橋当たりで計算するとそうなるが、場所によっては足場を要することからそうなっているとの答弁に対し、橋を修繕したことで寿命はどうなるのかとの質疑に、橋梁長寿命化修繕計画において100年もたすことを想定しているとの答弁がありました。   続いて、防犯施設設置事業において防犯カメラの設置や修繕を行っているが、総務費の防犯設備設置事業との違いについて質疑があり、土木都市計画課では善通寺駅と金蔵寺駅に設置しているものを所管しているが、令和2年度からは一括して管理するようにしているとの答弁がありました。   また、市民集いの丘公園の管理費が約4,000万円となっているが、増加の原因は何かとの質疑に、当該公園は開園から10年を超えており、施設の老朽化が進んだことが考えられるとの答弁がありました。   次に、市営住宅管理費において、用途廃止されたものが50戸あり、取壊し後空き地になるが活用は考えているのかとの質疑に、市において活用できるものは活用を考えるが、活用がないものは売却していくことになるとの答弁がありました。   続いて、市営住宅移転助成事業における移転実績について質疑があり、何度も足を運んでお願いしているが、それぞれに事情がありなかなか進んでおらず27戸残っているとの答弁がありました。   最後に、民間住宅耐震対策支援事業補助金で診断件数と改修件数に違いがあるのはなぜかとの質疑に、診断してすぐに改修という例は少なく、診断の結果を見て、翌年以降に改修という例が多いとの答弁がありました。   次に、第9款消防費について、救命処置及び災害活動用資機材購入事業におけるAEDの設置について質疑があり、公共施設47か所に5年間のリース契約により設置したとの答弁がありました。   次に、第10款教育費について、入学支度金給付費の給付対象者について質疑があり、準要保護世帯及び生活保護世帯に対して給付しているとの答弁がありました。これを受けて、要保護世帯、準要保護世帯の人数について質疑があり、小学校1,574人中、要保護児童16人、1.02%、準要保護児童187人、11.88%、中学校693人中、要保護生徒113人、1.88%、準要保護生徒111人、16.02%であるとの答弁があり、このうち、ひとり親家庭の割合は、小学校160人、78.82%、中学校88人、70.97%であるとの答弁がありました。   続いて、e-ラーニングを活用した基礎学力向上事業の効果について質疑があり、事業開始が2学期後半で期間が短かったことやコロナ禍の影響で全国学力調査ができなかったため検証はできていないとの答弁がありました。   さらに、非認知スキル向上事業の需用費の内訳について質疑があり、県の研究指定校として東部小学校で実施されたものであり、保護者など関係者への資料作成のための消耗品費や印刷製本費などが含まれているとの答弁がありました。   また、中学生生活習慣病予防検診事業における県の補助率について質疑があり、県の補助は、限度額が1人2,160円で補助率2分の1のため、1人当たり1,080円であるとの答弁に対し、検診結果で要精密検査や要観察が必要となった場合の対策について質疑があり、結果を保護者に連絡するとともに精密検査を受けるよう指導し、精密検査の結果の報告を受けているとの答弁がありました。   次に、スタディーアフタースクール事業の財源内訳について質疑があり、ふるさと納税の寄附金を活用しており、この寄附者に高齢者関係や教育関係など使途の意向を聞いており、この比率により充てているとの答弁がありました。   続いて、放課後児童クラブ運営事業のわくわくキッズクラブの利用状況について質疑があり、平成30年度は小学生13名、幼稚園児17人の計30人、令和元年度は小学生22人、幼稚園児8人の計30人となっているとの答弁がありました。   また、公民館管理費のうち、修繕費の内容について質疑があり、筆岡公民館の1階和室をフローリングに改修したほか、中央公民館、南部公民館の1階廊下カーペットの張りかえ、東部公民館、生野分館の畳表替えなどであるとの答弁がありました。   次に、郷土館管理運営費の委託料の内訳について質疑があり、郷土館の管理はシルバー人材センターへ委託しており、管理人の人件費が含まれているとの答弁がありました。   続いて、市民会館管理費のうち、駐車場管理委託料の内容について質疑があり、駐車場の管理はシルバー人材センターに委託し、月、水、金曜日に実施している。この委託料の内訳は人件費と事務費であるとの答弁がありました。   第11款災害復旧費から第14款予備費については、特段質疑はありませんでした。   討論では、学校給食センターや新庁舎建設のため、歳入に財政調整基金の繰入れや市債を発行し補っている。歳出は子育てするなら善通寺と言われる取組に加えて、電子黒板を全小学校の普通教室に導入したことや、各自の習得度に合わせて基礎学力の向上を図るなど本市独自の教育環境の充実策は他市の模範となるものであるが、1市2町によりPFI方式で学校給食センターを建設することは、自治体としての教育の公的責任の放棄でしかあり得ない。また、市内商業活性化事業の継続や危険ブロック塀撤去費用を追加する空き店舗等活用事業を市内全域に拡大し、商工業活動の促進を図るなど新規事業者に喜ばれる新たな施策を実施しているが、南海トラフを震源とする巨大地震への対策が十分でなく、民生費や教育費に含まれている同和対策事業は廃止すべきであるとの反対意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険歳入歳出決算の認定については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第3号令和元年度善通寺特別会計下水道歳入歳出決算の認定についてご報告を申し上げます。   下水道の接続状況について質疑があり、供用開始区域内における未接続世帯に対しては、状況調査を実施した上で接続の促進に努めていきたいとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水歳入歳出決算の認定については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険歳入歳出決算の認定についてご報告を申し上げます。   通所型介護予防事業において、平成30年度に実施していた認知症予防支援口腔機能向上事業について、令和元年度の取組を尋ねたところ、平成30年度まで市の直営で行っていた脳トレ教室については、令和元年度から市社会福祉協議会に一般介護予防事業として委託し、ここ家で実施したとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療歳入歳出決算の認定については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認定第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電歳入歳出決算の認定についてご報告を申し上げます。   発電事業収入が減少している理由について質疑があり、予算と比較して約450万円少なくなったのは、7月中旬から8月にかけて天候不良のため前年に比べ日照時間が6割程度となったためであるとの答弁がありました。また、基金の使途について質疑があり、環境対策や温暖化対策として二酸化炭素排出の抑制等に向けて使用したいとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。   以上、甚だ概要にとどまりましたが、令和元年度決算審査特別委員会委員長報告といたします。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がありますので、発言を許します。   内田信吾君。             〔17番(内田信吾君)登壇〕 ◆17番(内田信吾君) 認定第1号令和元年度善通寺一般会計歳入歳出決算の認定について反対討論します。   歳入は、学校給食センターや新庁舎の建設などのため財政調整基金を取崩して繰入れとともに市債を発行して補うものとなっております。歳出は、子育てするなら善通寺と言われるような取組の追加として、リーディングスキルテストを実施する、電子黒板を市内の全小・中学校の普通教室に導入する、また各自の習熟度に合わせて基礎学力の向上を図るため、タブレット端末を各学校に配布するなどの本市独自の教育環境の充実策は他市の模範になるものですが、全国的にはブームが済んだと言われていますPFI方式での1市2町での給食センターの建設は、自治体としての教育の公的責任の放棄でしかあり得ません。   また、引き続き民間リフォーム支援・市内商業活性化事業の継続や、これに危険ブロック塀撤去費用を追加する空き店舗等活用事業者等支援事業では、この年度より対象区域を市内全域に拡大し、商工業活動の促進を図るなど、新規事業者に喜ばれる新たな施策も実施しています。しかし、必ず来ます南海トラフ巨大地震に対する備え、市道と橋梁などのインフラの整備は十分とは言えません。幾ら災害時の司令塔となる市役所庁舎が新調されても、インフラが破壊されれば市民生活は成り立ちません。さらに、今年度も民生費、教育費の中に国においても終了を宣言した同和事業予算が計上されていますが、この事業はきっぱりと廃止すべきです。当然のことながら、市民生活全般に関わる有用な決算が大部分であり、さきに紹介した市民要望に応えた事業費も計上されていますが、さきに述べた諸点において私は反対をいたします。 ○議長(氏家寿士君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 討論なしと認めます。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより分割して採決いたします。   まず、認定第1号令和元年度善通寺一般会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。   本決算に対する委員長の報告は認定すべきものであります。   委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕
    ○議長(氏家寿士君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、認定第1号は委員長の報告のとおり認定されました。   次に、認定第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和元年度善通寺特別会計下水道歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療歳入歳出決算の認定について、認定第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電歳入歳出決算の認定について、以上の7議案を一括して採決いたします。   本決算に対する委員長の報告はいずれも認定すべきものであります。   委員長の報告のとおり認定することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、認定第2号、認定第3号、認定第4号、認定第5号、認定第6号、認定第7号、認定第8号は委員長の報告のとおり認定されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第1号から議案第9号 ○議長(氏家寿士君) 日程第6、議案1号令和2年度善通寺一般会計補正予算(第9号)、議案第2号令和2年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第3号)、議案第3号善通寺学校給食費に関する条例の制定について、議案第4号善通寺市働く婦人の家条例及び善通寺市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について、議案第5号善通寺総合会館条例の全部改正について、議案第6号善通寺国民健康保険税条例の一部改正について、議案第7号善通寺放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第8号善通寺介護保険条例の一部改正について、議案第9号善通寺後期高齢者医療に関する条例等の一部改正について、以上の9議案を一括議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました各議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。   まず、議案1号令和2年度善通寺一般会計補正予算(第9号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、人事異動及び人事院勧告に伴う人件費の補正のほか、新庁舎建設工事の進捗状況等により、所要の補正を行うものであります。補正予算額は、歳入歳出それぞれ11億2,598万円を追加をし、補正後の歳入歳出予算総額を197億8,000万円とするものであります。   以下、歳出から順次ご説明を申し上げます。   まず、第2款総務費では、財産管理費におきまして、平成24年度に西部公民館の土地と併せて寄附を受けた旧松浦邸の建屋について、老朽化が進み倒壊の危険性が高く、早急に除却する必要があるため、実施設計業務委託料など136万3,000円を計上いたしております。また、ふるさと納税の寄附金の増加が見込まれることから、ずっと元気なふるさと善通寺応援基金積立金2,550万円を増額するほか、あわせて地方振興費においては寄附に対するお礼の品代やその発送に係る経費など1,272万2,000円を増額いたしております。   また、庁舎建設費におきましては、新庁舎建設等整備費用の国庫補助金について、国から次年度分の一部の補助金を前倒しをして受けてほしいとの依頼を受け、工事も順調に進んでいることから工事請負費を前倒しで増額するなど、合わせて10億91万5,000円を増額いたしております。   第3款民生費では、障害者福祉費におきまして、障害者通所給付費、放課後等デイサービス費の利用件数の増加による支出見込額の増加により1,800万円を増額いたしております。また、児童福祉総務費におきましては、令和4年1月の開所を予定しております、(仮称)子どもライブラリーの設置に伴う子ども・家庭支援センター改修の設計業務委託料1,000万円を計上しております。   次に、第6款農林水産業費では、農林総務費におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止としておりましたフラワー&ガーデンフェスタの事業交付金370万2,000円を減額するほか、農業振興費におきましても農商工夢フェスタ2020開催事業311万1,000円を減額いたしております。   次に、第7款商工費では、商工振興費におきまして、住宅リフォーム補助金について当初の見込みを上回る相談があったため250万円を増額いたしております。また、観光費におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により空海まつり及び円珍・乃木まつりを中止としたことから市観光協会補助金367万5,000円を減額いたしております。   次に、第8款土木費では、住宅管理費におきまして、入居者の公募を行った東原町団地について令和3年度からの入居に向けた住宅修繕のために修繕料1,000万円を増額いたしております。また、鉢伏団地の除却について、県との協議が早期に完了したため除却工事請負費5,986万2,000円を計上いたしております。   次に、第10款教育費では、小学校の学校管理におきまして、消防用設備及び遊具の点検による不良箇所の修繕のほか、竜川小学校受電設備の不具合を修繕するため、校舎修繕料525万4,000円を増額いたしております。また、学校給食費におきましては、香川県が実施する和牛肉等販売促進緊急対策事業により、新型コロナウイルス感染症の影響を受け売上げが減少している県産和牛肉等を学校給食に使用することでおいしさや魅力の認知を通じた需要喚起を図るため、賄材料費300万円を計上いたしております。   次に、歳入について申し上げます。   第15款国庫支出金では、都市構造再編集中支援事業費補助金など2億7,550万3,000円を増額いたしております。   第16款県支出金では、和牛肉等販売促進緊急対策事業費補助金など871万2,000円を増額いたしております。   そのほか、第18款寄附金では2,550万円、第19款繰入金では7,279万9,000円、第20款繰越金では4,976万6,000円、第22款市債では6億9,370万円をそれぞれ増額をし、収支の均衡を図っております。また、地方債の補正につきましても所要の処置を講じております。   次に、議案第2号令和2年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策による郵送料の増額等に伴い、所要の補正を行うものであります。補正予算額は、歳入歳出それぞれ38万9,000円を増額をし、補正後の歳入歳出予算総額を37億640万円とするものであります。   まず、歳出では、第3款国民健康保険事業費納付金6万3,000円、第5款保健事業費32万6,000円をそれぞれ増額いたしております。   次に、歳入では、第7款諸収入38万9,000円を増額をし、収支の均衡を図っております。   次に、議案第3号善通寺学校給食費に関する条例の制定についてご説明を申し上げます。   本案は、現在各学校で行っている学校給食費の徴収、管理業務について、業務負担の軽減及び保護者の利便性の向上を図るため、公会計制度を導入し、市の業務として実施するに当たり条例を制定するものであります。なお、施行日は令和3年4月1日からといたしております。   次に、議案第4号善通寺市働く婦人の家条例及び善通寺市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定についてご説明を申し上げます。   本案は、女性労働者等の日常生活に必要な援助を与え、その福祉の増進に寄与することを目的に設置された働く婦人の家及び勤労青少年の健全な育成と福祉の増進を図ることを目的に設置された勤労青少年ホームについて、社会情勢の変化に伴い利用者が減少し設置当初の目的を果たしたと考えられるため、両施設の条例を廃止するものであります。なお、施行日は令和3年4月1日からといたしております。   次に、議案第5号善通寺総合会館条例の全部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、議案第4号に伴い、引き続き総合会館を公の施設として市民の利用に供するため、所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和3年4月1日からといたしております。   次に、議案第6号善通寺国民健康保険税条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、国民健康保険税の減額に係る所得の基準等について、令和3年1月1日施行の個人所得税の見直しによる国民健康保険税の負担水準で生じる影響を是正するため地方税法施行令の一部を改正する政令による基礎控除額相当分の基準額を現行の33万円から43万円に引き上げるなど改正が行われること等に伴い、所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和3年1月1日からといたしております。   次に、議案第7号善通寺放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、放課後児童支援員認定資格研修について、都道府県知事及び指定都市の長のほか、中核市の長も実施できることとなったため、所要の改正を行うものであります。なお、施行日は公布の日からといたしております。   次に、議案第8号善通寺介護保険条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、地方税法の一部が改正され、同法に規定されていた特例基準割合が延滞金特例基準割合、猶予特例基準割合、還付加算金特例基準割合とそれぞれの名称に改正され、計算の前提となる割合が新たに平均貸付割合と規定されたことにより、条例において規定する当該用語を改めるほか、新型コロナウイルス感染症の影響により一定程度収入が減少した被保険者等に対する保険料の減免など、やむを得ないと認める場合は減免の申請期限経過後であっても申請の受付ができるよう、所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和3年1月1日からほかといたしております。   次に、議案第9号善通寺後期高齢者医療に関する条例等の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、議案第8号と同様に地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、地方税法の一部が改正され、同法に規定されていた特例基準割合が延滞金特例基準割合、猶予特例基準割合、還付加算金特例基準割合とそれぞれの名称に改正され、計算の前提となる割合が新たに平均貸付割合と規定されたことにより、各条例において規定する当該用語を改めるものであります。なお。施行日は令和3年1月1日からといたしております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   以上で各議案の大綱質疑は終わりましたので、お手元へ配付いたしております委員会付託表のとおり各議案を所管常任委員会に付託いたします。   各常任委員会は所定の期日に審査を終了されますようお願いいたします。   この際、当局にお願いいたします。   ただいま付託されました議案はそれぞれ所定の期日に審査されますので、説明のため出席される理事者は事前に資料等を調整されるようご配慮をお願いいたしておきます。   以上で本日の日程は全て終了いたしました。   明8日から10日は委員会審査などのために休会といたします。   11日は午前9時より本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。   本日はこれにて散会いたします。   お疲れさまでした。             午前10時11分 散会 ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項による署名者             議  長             議  員             議  員...